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Nepest NOVAシリーズ徹底解説! |MAUI・UP・NEXPLOREまで全ラインナップと特徴比較

こんにちは!スタッフ大串です!

 

近年、国内外で注目を集めているカーボンホイールブランドNepest(ネペスト)

特に超軽量で高性能な「NOVA」シリーズが話題ですが、実は他にも魅力的なラインナップが多数存在します。

この記事では、NOVAの実測レビューを含め、全モデルの特徴や選び方を用途別にわかりやすく解説します。

 

 


 

Nepestとは?

 

 

Nepestは日本発のカーボンホイールブランドで、東レT800カーボンや最新のカーボンスポーク技術を採用。

軽量性と剛性、快適性を高いレベルで両立しながら、海外ハイエンドブランドに比べ価格が抑えられているのが特徴です。

 


Nepest NOVAシリーズ徹底解説

 

Nepestのフラッグシップモデル「NOVA(ノヴァ)」について、実際に計測・試走した情報を交えてあらためてご紹介します!

NOVAは新しくアッセンブリーされたパーツと最新のトレンドを抑えた設計に刷新された、軽量性・空力性能・快適性を高いレベルでバランスさせたオールラウンドホイールです。

ヒルクライムから平坦レース、ロングライドまで幅広く使える一本で、2025年のEurobikeでデビューして以来、注目度が急上昇中のホイールです。


 

1.モデル構成と重量

 

 

モデル リムハイト 重量(セット) おすすめ用途
NOVA 35 35mm 約1,180g ±30g ヒルクライム
NOVA 45 45mm 約1,220g ±30g(実測1,218g) 万能型、平坦と登りのバランス重視(100~200㎞のサイクリングに◎)
NOVA 55 55mm 約1,310g ±30g 高速巡航・平坦レース(クリテリウム、トライアスロン)
NOVA X 前45mm/後55mm 約1,265g ±30g 巡航安定性と登坂性能のバランス型(見た目◎)


 

2.採用されているテクノロジー

 

 

 

  • 東レT800カーボン+ペイントレス仕上げ:レーザー刻印でロゴを入れ、塗料を使わない分軽量化。見た目の高級感も◎。

 

  • VONOA第4世代ステルスカーボンスポーク:1本わずか約1.8g。しなやかさがあり、硬すぎず快適。

 

  • ステルスニップル構造:空気抵抗を減らし、見た目もスッキリ。

 

  • NP-C02セラミックベアリングハブ:回転がとても滑らかで、36Tラチェットで踏み出しの反応も良いです。

 

  • ワイドリム設計:内幅23mm/外幅30mmで28〜47Cタイヤに対応。横風にも強いプロファイル。


 

3.純正ホイールとの重量比較

 

 

今回、同じバイク(店頭試乗車ROUBAIX COMP 105Di2)で純正ホイールから試乗ホイールのNOVA 45に交換して計測してみました。

 

状態 重量
純正ホイール装着時 9.31kg
NOVA装着時 8.24kg

 

結果は約1.07kgの軽量化。この差は数値以上に大きく感じます。

乗れば誰でもわかると言い切れるくらい乗り味にも差が出ます。

ホイールは回転体なので、回転の中心から離れた外周部分(リムやスポーク)が軽ければ軽いほど踏み出しの軽さや登りの加速感が格段に気持ち良くなります。

加減速が楽になりロングライド後半の脚の残り方も大きく変わってきます。


 

際に乗ってみた印象

 

 

個人的な感想にはなりますが、軽さ、快適性、巡行性能、安定性に着目してまとめました。

 

  • 軽さ:漕ぎ出しの反応がとにかく軽い!ものすごく気持ちのいい加速感。45mmハイトでも登りでストレスなし。

 

  • 快適性:従来のカーボンスポークより圧倒的に快適。ステンレススポークにはやや劣るかもしれないが、タイヤやチューブでカバー可能。

 

  • 巡航性能:気持ち良く進みすぎるので踏みすぎ注意。各メーカーのハイエンドホイールと比較するとリムの重量バランスが良くないため敏感な人はホイールが上下にぶれる感覚がわかるかもしれない。価格を考えれば当然の差なのでホイールバランス調整で改善可能

 

総じてハイエンドホイールには一歩及ばない性能といったところですが、価格は他メーカー半分以下なので、試乗してみてハイエンドホイールとの違いが気にならない方は”圧倒的に買い”だと思います。

 


 

んな方におすすめ

 

  • ヒルクライムから平坦レースまで1本でこなしたい→特に石鎚ヒルクライムは平坦も含まれた平均斜度が緩めな前半、斜度がきつい坂が続く後半に別れているので、NOVA 45が使いやすいです。

 

  • 軽さも空力も欲しいオールラウンダー志向→完成車付属の40㎜前後のリムハイトのカーボンホイールを使っているけど、もっと軽量化したい!という方に。

 

  • 高性能なものが欲しいが価格は抑えたい→単純な性能だとハイエンドには劣りますがコストパフォーマンスは圧勝です。今まで有り得なかった矛盾した願いも叶います。

 

  • 国内サポート付きの安心感を重視したい→ネット販売のブランドだと対応が困難なNepestなら修理可能です。

 


 

NOVA以外のカーボンホイールのラインナップ

 

MAUIシリーズ

オリジナルハブ仕様 ¥19,2000(税込)

DT SWISS 240ハブ仕様 ¥20,9000(税込)

 

 

  • ロード用ディスク、万能オールラウンド

 

  • 内幅23mm/外幅30mm、25〜34Cタイヤ対応

 

  • レーザー刻印仕上げで軽量&傷に強い

 

  • ロングライドからヒルクライムまで対応

 


 

 

  • 波形リム形状で空力性能と横風安定性を両立

 

  • 見た目がかっこいい

 

  • 28〜43mmタイヤ対応、オールロードOK

 

  • 高速巡航や平坦メインのライダー向け


 

 

 

  • リムブレーキ対応の軽量モデル

 

  • カーボンスポーク採用、反応性◎

 

  • ヒルクライム志向のリムブレーキユーザーに


 

 

 

  • グラベル・シクロクロス・アドベンチャー用

 

  • 内幅25mmで28〜50Cタイヤ対応

 

  • 太いタイヤでも安定感抜群

 


 

まとめ

 

NepestはNOVAの軽量性ばかりが注目されがちですが、MAUIやUP、NEXPLOREなど用途別に特化したシリーズも非常に魅力的です。ロードからグラベルまで幅広いニーズに対応できるラインナップが揃っており、性能・デザイン性・価格のバランスが秀逸。気になる方はぜひ店頭で実物をチェックしてみてください!

NOVA 45はご試乗いただけますので、ご予約お待ちしております!


Meet the Writer この記事を書いたスタッフ!

大串 勇人メカニック

こんにちは、メカニック/販売担当の大串勇人です。お店の中ではEバイクや輪行、バイクパッキングなど、レースよりも緩めのサイクリングを担当しているので、以上の相談はぜひおまかせ下さい。趣味は景色を見る事で、自転車以外にも歩きや電車、ゲームの中など、風景を眺めるのが好きです。おすすめの場所などございましたら是非気軽にお声かけください!